杉並点描

大田黒公園

（11月中旬）

荻 外 荘

（10月下旬）

角川書店を創設した俳人の角川源義の旧邸。
平成10年から杉並区に寄贈され、「すぎなみ詩歌館」
として、句会や茶会等が開かれている。

大正天皇の侍医 入沢達吉の自邸を、近衛文麿が口説いて
昭和12年購入して別荘とした。重要な会議がよく行われ
国策の多くはここで決められたといわれている。
近衛の死後、親しい吉田茂が借りて住んでいたそうだ。
昭和60年建物の半分が巣鴨の天理教へ移築された。
荻外荘は杉並区が取得し、現在南側の庭園のみ開放。
数年後に天理教から建物を再移築し、全面公開を計画中。

音楽評論家 大田黒元雄の旧邸で、現在は杉並区の公園として
人気が高い。敷地三千坪弱の回遊式庭園で、11月下旬から
ライトアップし、紅葉の夜景も楽しめる。
奥の建物は築昭和8年のアトリエで、現在は記念館。

（11月中旬）

西荻の南、五日市街道近くにある住宅街に建つ古民家カフェ。
昭和10年頃の家を改装して甦らせ、喫茶、ギャラリー、ショップ、
レンタルスペースなど、近隣の人たちで賑わっている。

松庵文庫

東京で七夕といえば、阿佐ヶ谷。始まりは昭和29年で
今年で63回目と古い。8月初旬から5日間、
パールセンターは毎年多彩な七夕飾りで賑わう。
今年目立ったキャラクターは大統領選最中の
トランプのハリボテ。
カードを振りかざし、汗をたらして呼びかけている。

（8月上旬）

阿佐ヶ谷七夕祭

（10月下旬）

角川庭園「幻戯山」房