バスは中央道を北上し、飯田市へ。
市内のホテルで最後のイベント、美川憲一のショーを
辞退して、ひとり街中へ歩き出す。
南信州の京都と言われているそうだが、戦争直後の
昭和２２年に大火で街の大半が焼けてしまい
古い建物はほとんど残っていない。
（２時間余の散策ののちホテルに戻ったら、
ショーはまだ続いていた。）
火事を免れた仲之町にある教育会館の建物は
大正末期の建造とのこと。
飯田藩の元藩士柳田家の養子となった
民俗学の巨星、柳田国男のロッジ風の邸が、
近年東京成城からこの地に移され、
記念館となっている。
飯田藩主堀家の墓がある長久寺。
二層の山門が美しく、紅葉に映えている。
山門の上に鐘楼という珍しい寺が
目に留まる。専照寺という禅寺。