牛  久

メインダイニング(旧ワイン蔵)

6月末、画友と茨城県の牛久にある
シャトーカミヤへ出掛ける。
日本のワイン醸造の草分け、
神谷伝兵衛がこの地にブドウ畑と醸造所を
造ったのが明治36年。
4年前の東北の大地震で大きなダメージ
を受け、ずっと修復中だった。
ところが行ってみて大がっかり。
修復されオープンしたのはメインレストランで
本館ではなかった。

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牛久大仏

シャトーから、タクシーで牛久でもう一つの名所 牛久大仏へ。
地上からの高さ120メートルの阿弥陀仏はまさに巨大で
ブロンズ製の仏像としては世界最大。
近くから見上げると首が痛くなるので、少し離れた所から描く。
1992年、浄土真宗の東本願寺の霊園内に建立したもので
地上80メートルの高さまでエレベータで上がれる。

オープンしたのはこちらのメインレストラン「キャノン」で、
ワイン蔵だった建物を利用している。
庭のほうからスケッチしたあと
ここでちょっと豪華なランチとワインをいただく。


ヨーロッパの貴族の館のような瀟洒な建物は、
フレンチルネッサンス様式のレンガ造りで、
国の重要文化財となっている。
残念ながら建物は白い幕に覆われ何も見えず。
工事の完成は来年3月とのこと。
今回は写真から震災前の姿を描いてみた。

シャトーカミヤ本館